星稜サッカー部・河崎護総監督が職務停止 暴言、暴力!?

高校サッカーの名門・星稜高(金沢市)で部員への暴言や暴力があったとの指摘を受けたとして、学校側がサッカー部の河崎護総監督(60)を職務停止にしていることが28日、同校への取材で分かった。学校側は調査委員会を設置。詳しく経緯を調べ、正式に処分を検討するとしている。

 同校を運営する稲置学園によると、河崎総監督が部員に対して「あほ」などと言い、体を複数回たたく行為もあったと外部から指摘があった。河崎総監督は副校長も務め、25日に両方の職務が一時停止となった。今後、本人や関係者から話を聞く。同学園の担当者は「指摘があったことを重く受け止めて、調査委で事実関係の解明を速やかに進めたい」と話した。

 同部は11月3日に全国高校選手権石川県大会の決勝戦を控えるが、部員の不祥事でないことや生徒が不利益を被らないようにしたいなどの理由から、出場辞退は考えていないとした。

 河崎総監督は1985年から同部の監督を務め、今年から総監督に就任。2013年度の全国高校選手権で準優勝に導き、14年度は大会前の交通事故で不在だったがチームは初優勝。全国屈指の名門に育て上げた。元日本代表の本田圭佑の恩師としても知られ、同部は多くの名選手を輩出している。

 

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